2009年1月27日火曜日

瞑想でメンタルトレーニング -しなやかで強い心になるメンタルトレーニング

しなやかで強い心になるメンタルトレーニング を読了しました。

この本では瞑想を利用した自己暗示とその応用について書かれています。
瞑想に関しては、アルファ波の様子や、様々な心理検査の結果を例に出し、瞑想の効能についての説得力を増しています。
特に瞑想に宗教的な感覚を抱き、とっつきにくくなっている方には良い内容だと思います。
「瞑想をやろうかな」というきっかけを与えてくれる良本だと思います。


しなやかで強い心になるメンタルトレーニング 目次
STEP1 心をしなやかで強靭にする力を多面的に掘り起こす
STEP2 心身をコントロールして自分らしさを存分に発揮する
STEP3 基本スキル・1日15分の瞑想トレーニング
STEP4 基本スキル・1日5分のセルフトークと自己開発ノート
STEP5 意図的・習慣的・計画的に工夫して行動を変えていく
STEP6 考え方・態度を建設的にして自分を改善していく
STEP7 心のゆがみを修正し人間関係をよくしていく


STEP1〜STEP7までありますが、STEP6、STEP7は応用編として位置付けられています。
私の場合は、まずはSTEP3までをじっくり実践していこうと思います。
STEP1では心の要素とその働きを説明しています。
STEP2では心身をコントロールするのに障害となる要素やや有効にになる要素をを説明しています。
ここまででメンタルを強くするために何が必要かが分かってくると思います。

STEP3では瞑想の紹介と実践方法について説明されています。
STEP4では瞑想をベース自己と対話していく方法が説明されています。
これらのプラクティスを実践していくことがこの後のSTEPの前提になります。

STEP5ではSTEP4を行った上で、さらに日々の習慣や考え方まで話を広げています。

残念ながらこの本の基礎となる瞑想に関しては、それほど多く説明されていません。
瞑想はいろいろやり方があり、そもそも自分流の瞑想というものもあるため仕方がないとも思います。

瞑想の具体的なやり方などはなまけ者の3分間瞑想法を始めとした他の本を読むことをおすすめします。

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