2009年4月29日水曜日

The Power Of Lessに出てくる英単語

先日読了した「The Power Of Less」ですが、この本に出てくる単語を集めたリストを、smart.fmに作成しました。

The Power Of Less 単語リスト

自分が読んでてわからなかったり、記憶があいまいだった単語を集めたのですが、総数230個となりました。我ながら単語力の無さにがっかりしちゃいます。。。。

この本を読んでみたいけど、どれくらいの単語レベルかの参考にどうぞ!

2009年4月25日土曜日

心を込めた儀式で脳の働きをアップ! -勉強にハマる脳の作り方

勉強にハマる脳の作り方を読了しました。

本書は、集中力を高めたり記憶力を高める実践的な方法を教えてくれます。
先日読んだ記憶力に関する下記の2冊と関連する部分も多いです。


本書で紹介されている方法も、これらの本と同様に科学的な根拠に基づいています。
しかし科学的な内容の説明を出来るだけ簡単にとどめ、より実践的な内容について詳しく説明してくれています。
この本を読んで、特に記憶について深く知りたければ、上記2冊をお勧めします。

本書では脳をうまく生かすための様々な実践方法が紹介されていますが、特に印象に残ったのは勉強をはじめる前の儀式についてでした。
イチローの打席に入る時の儀式に代表されるように、何かを始める前の儀式の重要性はよく知られている事だと思います。
その儀式に心を込めると、まず脳が活性化し、そして鎮静化する事による快感が強まるそうです。
心と言う、まだまだ科学では未解明な部分が、脳に大きな影響を与えているという事実は非常に面白いですね。

心をこめて机を清掃した後に勉強に取り掛かるようにすれば、気を散らすものを追いやって集中力を高めるとともに、脳のコンディションを整える事ができ一石二鳥ですね!
勉強を始める前の儀式は是非取り入れていきたいと思います。

勉強にハマる脳の作り方 目次
プロローグ ぼくは、どうすれば集中できるようになるんですか?
第1章 「ハマり」の仕組みをイメージする!─「やる気」と「ハマり」の関係
第2章 強い「ハマり」を作る2つの快感とは?
第3章 儀式を作る!脳科学とカウンセリング技法に基づいた「正しい集中法」
第4章 暗記はするな!効率的に「強い記憶を作る方法」
第5章 脳は達成する!「勝負力の作り方」&「時間管理術」

2009年4月24日金曜日

結果はすぐには現れない -The Power Of Less 読了

Part1まで読み終わっていたPower Of Less ですが、ようやく全て読み終わりました。
物や情報があふれている今の世界、その早い流れを追おうとしてしまいがちです。
いろんな物が過剰な状態を改善するため、Emailや時間管理をSimpleにするための様々な実践方法を示してくれています。

Part1を読み終わった時点では、選択と集中が本書のテーマであると思っていましたが、読み進めていく内にもう一つ本書を貫くキーワードが見えてきました。
それは16章のタイトルにもなっている Slow Downです。
何をSlow Downすべきかと言うと、自分がやったことに対する成果への期待なのだと思います。

人間やったらすぐに成果を得たいのは当たり前でしょう。
ダイエットを始めたら直ぐに痩せたいだろうし、新しい時間管理の手法を取り入れたら、直ぐに時間に余裕が生まれてほしいものです。
しかし成果を性急に求めすぎると、挫折を生んでしまうのは私も今まで何度となく経験してきました。

様々なプラクティスの実践方法を紹介しながら、じっくり、焦らず、着実に結果を求めていこうと言うメッセージが、随所に現れます。
例えば、習慣を身につけるためには一ヶ月に一つ、身につけたい習慣に集中して着実に身につけることを推奨しています。

物事や状態を改善しようと踏み出した一歩は、小さな一歩だけれども大いなる一歩です。
銀の弾丸なんて物はなく、そんな一歩を積み重ねて行くことが重要です。
やはり何事も、「千里の道も一歩から」という事ですね。


Power Of Less 目次
PART I: THE PRINCIPLES
1. Why Less is Powerful
2. The Art of Setting Limits
3. Choosing the Essential, and Simplifying
4. Simple Focus
5. Create New Habits, and the Power of Less Challenge
6. Start Small

PART II: IN PRACTICE
7. Simple Goals and Projects
8. Simple Tasks
9. Simple Time Management
10. Simple Email
11. Simple Internet
12. Simple Filing
13. Simple Commitments
14. Simple Daily Routine
15. Declutter Your Work Space
16. Slow Down
17. Simple Health and Fitness
18. On Motivation


2009年4月18日土曜日

集中力を発揮する鍵は客観性 -最強の集中術

最強の集中術を読了しました。
集中するための実践方法が詰まった良書です。

この本を読むべき人として、以下の例が上げられています。集中力について悩んでいる人はどれかに当てはまるのではないでしょうか?
  1. 熱しやすく冷めやすいタイプ
  2. 何事も中途半端なタイプ
  3. まわりが見えない程夢中になるタイプ
ちなみに私は1. と 2. が当てはまってしまいました。。。

本書ではよりよい集中状態を保つための処方箋として、8つの鍵(実践方法)を示してくれています。
どの鍵を使うかは読者によって違うでしょうが、8つの鍵の内どれかは集中力を保つのに一役かってくれるでしょう。

本書では鍵を8つ示していますが、重要なのは「客観性」であると思います。
客観性をブレークダウンした一つの結果が、8つの鍵になったのではないでしょうか。
客観性を本書では「心の番人」という言い方で表しています。心の番人と仲良くなれるかが集中力の根幹だと思います。

心の番人に何を見張ってもらうかというと、自分が今集中ゾーンの何処にいるかを見張ってもらいます。
この集中ゾーンは低い状態(気が散っている状態)でもいけないし、高い状態(夢中になりすぎている状態)でもいけない。
低すぎるのがいけないのは当然として、高すぎても視野が狭くなったり息切れしたりとよくありません。
集中した状態では自分も回りも見失ってしまうと勘違いしがちですが、本当の集中状態とは客観的な視点も保ち続けれる状態だそうです。

集中しすぎの時、気が散っている時、不安な時。
そんな自分の気持ちを理解し、向き合える客観性。
自分と向き合うことの重要性が如何に大事であるかを再認識させてくれました。


最強の集中術 目次
第1章:集中ゾーンを知る
第2章:集中ゾーンの8つの鍵
1.まずは自分を知る
2.気分転換のスゴ技
3.先延ばし撃退法
4.不安を打ち負かす
5.緊張をコントロール
6.やる気を奮い起こす頭の使い方
7.段取りを整える
8.生活習慣から意識する
第3章:おわりに


2009年4月13日月曜日

ユビキタスキャプチャーを行う上で超えなければいけない壁 -Zen To Done Habit1:Collect

今月は「ZTD(Zen To Done)をモノにする」第一弾、でユビキタスキャプチャーを習慣化する事を目標にしています!
今月も前半が終わろうとしています。ここで前半を振り返りたいと思います。

ユビキタスキャプチャーを身に付けるための習慣を下記にブレークダウンしました。

  1. メモツールをいつでもどこでも持ち歩く習慣
  2. 周りの目を気にせずメモする習慣
  3. 何時でも立ち止まってメモする習慣

1. メモツールをいつでもどこでも持ち歩く習慣
私に限って言うと、この習慣は以前から身についていました。
モレスキンノートをメモツールとして持ち歩いているのですが、ひとえにモレスキンノートのかっこよさが持ち歩く習慣を助けてくれていると思います。
愛着の湧くかっこいいメモツールを選ぶ事が、習慣定着の近道かと思います。

2. 周りの目を気にせずメモする習慣
メモしているしている人がいると、どうしても何を書いているのか気になってしまうのが人情ではないでしょうか?
卑しいと思われるかもしれませんが、私も少しは気になってしまいます。
他人に見られて凄くまずい事は小さい字で書いたり、判読が難しい殴り書きをしたりする工夫をするしかなさそうです。
後は見られても平気と開き直るしかないでしょう。

3. 何時でも立ち止まってメモする習慣
通勤途中の人の流れの中で、何か頭に浮かんだらどうしますか?
一生懸命覚えておくのも一つの手段ですが、ユビキタスキャプチャー的には記憶に頼らない方が無難です。
時間に余裕があれば、人の流れから横に逸れて立ち止まり、サッとメモるのが一番でしょう。
「何時でもメモってやる!」という意識がないとなかなか出来ないかもしれません。

今のところ2.と3.が私にとっては課題です。
習慣定着に向け後半戦もがんばっていきます!

2009年4月10日金曜日

記憶の仕組みを理解し、活用しよう! -記憶力を強くする

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 を読了しました。

先日読了した「記憶と情動の脳科学」に引き続き、ブルーバックスの記憶物です。
記憶と情動の脳科学よりも絵や図を多用してくれていて、わかりやすいと思います。
読む順番としてはこちらの記憶力を強くする を先に読んだ方が記憶の仕組みが良く理解できるでしょう。

この本は海馬に焦点をあてて、記憶の仕組みを解き明かすと共に、生活する上で記憶をうまく機能させるコツを教えてくれます。
そのコツを記憶の3箇条として示してくれています。
  • 何度も失敗を繰り返して覚える
  • きちんと手順を踏む
  • まずは大きく捉える


エビングハウスの忘却曲線による復習の重要性や、レム睡眠の働きによる睡眠の重要性など、実用的な記憶のメカニズムを科学的な側面から紹介してくれます。
よく知られている事ではありますが、根拠が非常に丁寧に説明されている分、納得しやすいと思います。

脳科学にもまだまだ解き明かされいない分野があり、その一つが意志だそうです。
記憶をするにしても意志の力は不可欠なわけで、一番重要な要素がまだまだ未解明であると言うことです。
こればっかりは科学の力を借りずに、自分で制御して行かないといけないみたいです。

大変勇気を与えてくれるのが、脳は使えば使うほど賢くなるという事実です。
いろんな事を感じて、考えて生きていきたいと思わせてくれます。

記憶力を強くする 目次
第1章 脳科学から見た記憶
第2章 記憶の司令塔「海馬」
第3章 脳とコンピューターはどちらが優秀なのか?
第4章 「可塑性」——脳が記憶できるわけ
第5章 脳のメモリー素子「LTP」
第6章 科学的に記憶力を鍛えよう
第7章 記憶力を増強する魔法の薬
第8章 脳科学の未来


2009年4月7日火曜日

個の時代の本格的な到来 -本田式サバイバル・キャリア術

本田式サバイバル・キャリア術を読了しました。

実は私、丁度転職活動の真っ最中です。
この本を買ったのも採用面接の後に立ち寄った本屋で見かけたからでした。
本田さんの本はレバレッジ時間術以来、よく読ませてもらっています。
キャリアという単語に特に敏感な時期ですので、あの本田さんがどのようにキャリアについて語っているのか気になって購入しました。

今回の本は、これまで著者が主張してきた時間や人脈の考え方を生かして、会社に依存しない個人的キャリアを築く上での心構え、行動が説かれています。
ある意味、著者の集大成的な本でもあると思います。

これからは個の時代だとか、個人の働く期間より会社の寿命が短くなったとか言われて久しいです。
会社に頼りきったキャリアの危険性は、いろんな方が主張されています。
そういう意味では目新しい話ではないです。
ただ、これまで著者が主張してきた時間や人脈、投資等の考え方と時代背景をキャリアという切り口でわかりやすく説明してくれています。
そのため、個の時代というものの到来を実感することができ、当事者意識をもって読むことができました。
いよいよ本格的に個の時代がやってきたのかなと感じることができます。

著者の以下の主張からも、これから大変な時代だと感じさせられます。
  • これからは年齢と共に給料は下がっていく
  • 現状維持だけでも大変な世の中

現状維持さえもままならないとは、ほんと厳しい世の中です。

そんな世の中だから、会社に保護してもらうのではなく、自分が成長していく必要があります。そのためには自分を追い込んで成長を促すのが一番だと説かれています。
環境が人を成長させるのは、多くの人が実感をもってるのではないでしょうか。
会社が何もしてくれないだとか愚痴っていても何も始まりません。
フリーズしているのと同じ状況です。
かっこ悪くてもあがくのが大事な世の中なんでしょう。

個の時代の到来を実感するのに、ぜひ読んでほしい本だと思います。

本田式サバイバル・キャリア術 目次
プロローグ—一〇〇年に一度の危機を人生最大のチャンスに変える
第1章 個人サバイバルの時代へ—大きなうねりに目を向ける
第2章 決め手はサバイバビリティ—シングル思考からマルチ思考へ
第3章 会社で働き、キャリアを磨く—コーポレート・キャリアの法則
第4章 一生通用するキャリアを築く—パーソナル・キャリアの法則
第5章 サバイバル・トレーニング—思考・行動・仕組みを鍛えなおす

2009年4月1日水曜日

今月はユビキタスキャプチャーを習慣化する -Zen To Done Habit1:Collect

新しい年度になりました。

年が明けた時は特に「今年の目標」という物は掲げなかったのですが、年度が明けた今、「今年度の目標」を設定したいと思います。
今年度の目標はZTD(Zen To Done)を身につける!
まずは最小構成のZTDを身につけようと思います。最小構成のZTDは以下の4つになります。
1.Collect
2.Process
3.Plan
4.Do

ZTDの提唱者、Leo Babauta氏の教えに従って、一度にたくさんの習慣化を目指すのではなく、一ヶ月に一つづつ習慣化することにします。
この4つを一ヶ月に一つづつ身につけていけば4ヶ月で目標達成な訳です。
順調にいけば今年度大半を残して目標達成となってしまいますが、その後は達成した後に考える事にします。

さて、今月はユビキタスキャプチャーで Collect を身につけたいと思います。
これまでユビキタスキャプチャーはやってきていましたが、習慣化出来ているかといわれると自信のない状況です。
と言うわけで、今月一ヶ月をかけてユビキタスキャプチャーをしっかり習慣化します。