2009年4月18日土曜日

集中力を発揮する鍵は客観性 -最強の集中術

最強の集中術を読了しました。
集中するための実践方法が詰まった良書です。

この本を読むべき人として、以下の例が上げられています。集中力について悩んでいる人はどれかに当てはまるのではないでしょうか?
  1. 熱しやすく冷めやすいタイプ
  2. 何事も中途半端なタイプ
  3. まわりが見えない程夢中になるタイプ
ちなみに私は1. と 2. が当てはまってしまいました。。。

本書ではよりよい集中状態を保つための処方箋として、8つの鍵(実践方法)を示してくれています。
どの鍵を使うかは読者によって違うでしょうが、8つの鍵の内どれかは集中力を保つのに一役かってくれるでしょう。

本書では鍵を8つ示していますが、重要なのは「客観性」であると思います。
客観性をブレークダウンした一つの結果が、8つの鍵になったのではないでしょうか。
客観性を本書では「心の番人」という言い方で表しています。心の番人と仲良くなれるかが集中力の根幹だと思います。

心の番人に何を見張ってもらうかというと、自分が今集中ゾーンの何処にいるかを見張ってもらいます。
この集中ゾーンは低い状態(気が散っている状態)でもいけないし、高い状態(夢中になりすぎている状態)でもいけない。
低すぎるのがいけないのは当然として、高すぎても視野が狭くなったり息切れしたりとよくありません。
集中した状態では自分も回りも見失ってしまうと勘違いしがちですが、本当の集中状態とは客観的な視点も保ち続けれる状態だそうです。

集中しすぎの時、気が散っている時、不安な時。
そんな自分の気持ちを理解し、向き合える客観性。
自分と向き合うことの重要性が如何に大事であるかを再認識させてくれました。


最強の集中術 目次
第1章:集中ゾーンを知る
第2章:集中ゾーンの8つの鍵
1.まずは自分を知る
2.気分転換のスゴ技
3.先延ばし撃退法
4.不安を打ち負かす
5.緊張をコントロール
6.やる気を奮い起こす頭の使い方
7.段取りを整える
8.生活習慣から意識する
第3章:おわりに


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