単語をある程度分かっていても、読めない英文に出くわすことはないですか?
私の場合、勉強不足でまだまだ覚えている単語の量も少ないです。
それでも単語の意味は分かっても文意がわからない英文に出くわすことがあります。
そんな時は前後の分から意味を推測していくような事をしているのですが、本書ではそのような読み方はバッサリと切り捨てられています。
単語の意味をつなぎ合わせて適当な文意をでっちあげるという悪癖
本書では特に動詞の働きに着目して、英文がどのように構成されているかを丁寧に説明してくれます。
読み進めていくうちに驚かされるのが、英文がいかにシステマティックに構成されているかという事です。
自然言語は例外だらけで、結局感覚的なものであると、特に私のようにプログラミング言語を生業としている方は感じているのではないかと思います。
英文法にある程度の規則性があるのは理解していたのですが、ここまでシステマティックに解析できるものとは驚きの連続でした。
先にも書きましたが、本書で主に説明されているのは、述語動詞、準動詞の違い、動詞の文型(番号)等、動詞の知識です。
詳しい説明は本書を見てもらうこととして、これらの知識を理解することで手元にある辞書がパワーアップすることが体験できます。
一つの単語に複数ある意味から適切な意味を的確に引く事ができるようになります。
動詞の働きに着目した辞書の読み方は本当に目からウロコでした!
これから英語の勉強を始める方にはもちろん、単語を勉強中だけど、いざ英文に当たると文意が取れないと悩んでいる方には本書は特効薬になるのではないでしょうか。
あくまで参考書なので、さらさらと読み進めていくものではないです。
じっくり、何度も本書と向き合う事で、英文を攻略する力をつけることが出きるのではないかと思います。
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