この本の著者が創業したオトバンクは、オーディオブックポータルサイトFebeを運営されています。
実はオーディオブックは英語のリスニングの勉強で利用したことはありますが、日本語のオーディオブックを聞いたことはありませんでした。
英語のリスニングに関しては、英語を耳に慣れさせるためで、聞き流す事にあまり抵抗はありませんでした。
しかし日本語のオーディオブックには抵抗感がありました。
私が感じていた抵抗感は、
- 聞き逃す事が頻繁だと、煩わしそう
- 何かをしながら聞くことが多いので集中できなさそう
百聞は一見に如かずですね。
あと、著者の下記主張が私を一押ししてくれました。
リスニング能力の訓練(言葉を耳からたくさん入れる)によってリーディング能力が上がる購入したのは鏡の法則—人生のどんな問題も解決する魔法のルールです。
さて、早速通勤途中で聞いてみたのですが、思ったより聞き逃すことはありませんでした。
聞き逃した部分は自分の耳に引っかからなかった以上、大した内容ではないという割り切りが必要と、本書にも書かれていましたが、その割り切りも思ったよりすんなりできました。
先日引っ越したばかりなので、通勤経路は通いなれた道ではありませんでした。
にもかかわらず、すんなり集中することが出来ました。耳から入る情報の処理は脳への負担が少ないという著者の主張のためかもしれません。
また、物語形式のオーディオブックであったことも集中できた要因かもしれません。
物語形式だと聞き逃したくないという意識が働いたのかもしれません。
オーディオブックにやや抵抗のある人や、一日の内で空き時間の多い聴覚を活用したい人には、是非読んでもらいたい一冊です。オーディオブックの世界への道標となると思います。
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