2009年9月16日水曜日

集中力の鍵は、気が散った自分に気づくこと -Zen To Done Habit4:Do

今月の習慣化チャレンジは、 Zen To Doneで提唱されている Habit4:Do の習慣化です。
この習慣は、今まさに行っている事に集中する習慣です。
マルチタスクは厳禁です。M・チクセントミハイ氏が提唱する フロー状態を目指します。

世の中は気を散らす物事でいっぱい

この習慣を始めると、自分の周りが気を散らす物事であふれている事を思い知ります。本棚を見れば、「あの本をもう一回読み直したいなぁ」と思ったり、インターネットにつながっていると、ついついメールをチェックしたくなったりします。これらの気を散らす物をできるだけ排除する事はとても効果があります。わたしもオフライン環境で作業すると驚く程作業がはかどる経験を何度もしています。Zen To Doneを提唱している Leo Babauta氏の著書でも、自分の周りをかたずけると言う意味の単語、 Declutterが度々登場します。

Declutterの限界

メールをチェックしたくなるならオフラインにすればいいのですが、オンラインでないと作業できないことも現実には多いです。また住宅事情のため、周りから気が散る物を排除することが難しい場合もあると思います。完全なDeclutterは難しいのが現実でしょう。

脇道にそれた自分に気づく

現実を考えると人が気を散らしてしまう事は、ある程度仕方のないことでしょう。大切なのは気が散った自分に気づくことだと思います。つまり、フロー状態を維持できるかどうかは、気が散った自分を元の方角へ淡々と戻すことが出きるかが鍵であると思います。「あ、今全然違うことしちゃってるな」と気づければ、ある程度の意志力は必要ですが、元々やっていたことに戻ることはできます。怖いのは気がついたら長時間全然違うことをやっていたと言う状況でしょう。ある一点に集中し、意識がずれたら淡々と元に戻すこの流れは、なまけ者の3分間瞑想法で紹介されている呼吸に意識を集中する瞑想と同じです。この瞑想は呼吸に意識を集中し、呼吸から意識が外れると淡々と呼吸へ意識を戻します。私はこの瞑想を毎日5分程、半年程続けていますが、最近特に集中力が増したと感じます。

まとめ

私は今のところ「気が散った自分を意識する」事で、Zen To Done Habit4:Do の習慣化を順調にこなしています。今月の後半はLifeHacking.jpさん提唱のDoingリストの手法も取り入れて、習慣化を強化していきたいと思います。

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